多焦点眼内レンズ

MULTIFOCAL LENSES

当院では、患者様の目の状態やライフスタイルに合わせて、最適な眼内レンズをご提案しています。ここでは、取り扱うレンズの特徴と種類をご紹介いたします。

保険適応レンズ

レンズ外観 画像1 画像1 画像1
名称 Vivinex テクニス アイハンス
オプティブルーSimplicity
レンティスコンフォート
乱視矯正
          
 

Vivinex

Vivinexは、白内障手術後の視力回復をサポートするために開発された高性能な眼内レンズです。このレンズは、透明度が高く、目に優しい素材で作られており、術後の視界のクリアさと安定性を実現します。独自のデザインによって光の歪みを抑え、自然な見え方を提供するのが特徴です。 また、特殊な加工技術により、後発白内障(PCO)のリスクを低減する効果が期待できます。さらに、柔軟な設計が採用されているため、スムーズな挿入が可能で、患者さんへの負担を最小限に抑えます。 Vivinexは、患者さん一人ひとりの目の状態に合わせた視力改善を目指して設計された眼内レンズです。

 

テクニス アイハンス

テクニス アイハンスは、白内障手術後の視力向上を目的に設計された、革新的な眼内レンズです。このレンズは、従来の単焦点レンズに比べて遠近両用の視覚パフォーマンスを向上させる設計が特徴です。特に遠方視力を高めつつ、日常生活で必要な中間距離の見え方もサポートします。 さらに、光の散乱を最小限に抑える技術を採用しており、夜間の光のにじみやまぶしさを軽減することで、クリアで快適な視界を提供します。滑らかなデザインで、術後の眼内の安定性も高く、患者さんの安心感を高める設計です。

 

オプティブルー Simplicity

オプティブルー Simplicityは、目の健康と快適さを両立させる高品質な眼内レンズです。このレンズは、ブルーライトカット機能を備えており、有害な紫外線やブルーライトから目を保護します。その結果、目の疲れを軽減し、長時間の視覚作業でも快適な見え方をサポートします。 また、挿入のしやすさを重視したシンプルなデザインが採用されており、手術時の負担を軽減するだけでなく、術後の適応もスムーズです。鮮明で自然な色彩感覚を提供し、日常生活での視覚体験を向上させます。

 

レンティス コンフォート

レンティス コンフォートは、日常生活での視覚パフォーマンスを最大限に高めるよう設計された眼内レンズです。このレンズは、独自の光学デザインにより、遠方だけでなく、中間距離の視力も快適にサポートします。特にパソコン作業や読書など、現代の生活で頻繁に使われる距離での視覚を改善することが特徴です。 さらに、非球面設計を採用することで、光の散乱や収差を軽減し、クリアで自然な視界を提供します。術後の適応がスムーズで、患者さんにとって快適な視覚体験を実現します。 柔らかい素材で作られたレンティス コンフォートは、小切開手術に適しており、挿入時の負担を軽減する工夫が施されています。術後の快適性と安定性を重視したい方に最適な選択肢です。

多焦点選定療養レンズ

               
名称 Odysseey SynergyPanoptix Vivity
光学部デザイン 焦点深度拡張型 焦点深度拡張型+回折型 3焦点回折型 焦点深度拡張型
焦点距離
(ピント)
近〜遠
(40cm〜∞)
近~遠
(35cm~∞)
遠・中・近
(∞・60cm・40cm)
遠・中・近
(∞・60cm・40cm)
乱視矯正
 

Odyssey

Odysseyは、白内障手術後の視覚を多焦点でサポートするために設計された革新的な眼内レンズです。近距離から遠距離までの幅広い視力をサポートし、特に日常生活で必要な細かい作業から遠くの景色まで、自然な見え方を実現します。 このレンズは、光エネルギーの分配を最適化する技術を採用しており、昼夜を問わずクリアな視界を提供します。また、光のにじみやハローの発生を抑える設計で、夜間の運転や薄暗い場所での活動も快適です。

 

Synergy

Synergyは、多焦点機能に優れた設計を採用した眼内レンズで、近距離、中間距離、遠距離の視力をバランスよく補正します。このレンズは、連続的な焦点深度を持つことで、どの距離でもスムーズな視覚体験を提供します。 特に中間距離の視力が強化されており、デジタルデバイスの使用や日常的な読書、室内作業において高いパフォーマンスを発揮します。また、光学的な散乱を抑えるデザインにより、自然でシャープな視界を確保します。

 

PanOptix

PanOptixは、最先端のトリフォーカルデザインを採用した眼内レンズで、近距離、中間距離、遠距離のすべてでクリアな視界を提供します。このレンズは、特に中間距離に焦点を当てた設計が特徴で、スマートフォンやパソコンの操作、料理や手芸などの日常活動を快適に行えます。 さらに、光エネルギーの効率的な利用により、昼夜を問わず安定した視覚品質を維持します。夜間のまぶしさや光のにじみも抑えられており、視覚のストレスを軽減する工夫がされています。

 

Vivity

Vivityは、多焦点レンズの新しいアプローチを採用した眼内レンズで、「拡張焦点深度」を提供することで、広範囲の距離でスムーズな視覚体験を実現します。この設計により、近距離から遠距離まで、はっきりとした視界を確保します。 従来の多焦点レンズに比べて光の散乱が少なく、夜間の光のにじみやハローの発生を抑えることで、より快適な夜間視力を提供します。さらに、自然な見え方を重視して設計されており、日常生活での視覚の質を向上させます。

眼内レンズには「単焦点」と「多焦点」があります。

単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズのメリットを整理しましょう

単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズ

近年では、多焦点眼内レンズの中でも中間距離重視のレンズや近距離重視のレンズなど、患者様のライフスタイルに合わせた様々な種類の多焦点眼内レンズが増えています。医師と相談し、ご自身に合った最適なレンズを選びましょう。

多焦点眼内レンズにも、種類があります

多焦点眼内レンズの種類

グレア・ハロ

多焦点眼内レンズを入れた眼では、瞳孔が大きくなっている状態(薄暗い所、暗いところ)で、光が少し滲む、流れるなどの特徴(グレア・ハロ)があります。このため、夜間、車の運転時に気になる方が、時にいらっしゃいます。多くの方は、この現象を感じますが、生活や仕事に影響するような程度になることは少ないと言えます。ただし、職業ドライバーの方は、慎重に医師にご相談されることをおすすめします。

グレア・ハロ

検査結果やライフタイルから適さないこともあります。

単焦点眼内レンズに比べコントラスト感度が落ちることがあります。

どうしても慣れない場合は医師にご相談ください。

選定療養表

保険外診療の中でも国が認可した治療については、選定療養として保険診療と組み合わせて受けることが可能な制度があります。
多焦点眼内レンズの手術において選定療養を利用する場合、手術費用(眼内レンズ代を含む)は保険が適用され(患者負担1~3割)、
多焦点眼内レンズに関する費用(保険適用の眼内レンズ代を除いた部分)は自費負担となります。

茗荷谷かさい眼科 MYOGADANI KASAI EYE CLINIC

東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅 直結

〒112-0006

東京都文京区小日向4-6-12
茗荷谷駅MFビル2階

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